先日京都へ行き、ちょっと変わった経緯を持つ建物を見学してきました。

こちらがその建物のアプローチ部分。
右の方の看板にはHOTEL ANTEROOM KYOTO。

しかし、玄関から入るとそこにはギャラリーが。あれ?
作品を展示販売しています。

しかし、ギャラリー脇にはフロントが(写真奥)。
手前のソファはロビーといったところでしょうか?
ギャラリー併設のホテルでしょうか?
何かしらの店舗が入ったホテルはあるといえばありますよね。

ホテルなので、レストランがあります。
写真奥のほうには明るい光が入った部屋がありそうです。

奥の部屋の写真。
明るく気持ちの良い空間です。

続いてカフェラウンジ。
ホテルには確かにあるけど、カウンターの向かって右側にはDJブースが。

客室内部。
凄くあっさりした部屋です。
必要最低限の空間。

あれ、食堂のような空間が?
キッチンがありいろいろな調理家電が置いてあります。
ホテルだったはずなのに?
実はこのホテル、元はと言うと、とある学習塾の寮だった建物をホテルと
シェアハウスにコンバージョンした建物だったのです。
先ほどの客室の写真も実はシェアハウスの一室でした。
ホテルの客室も間取り的には変わらず、家具が入っている位の差です。
上の写真はシェアハウス用の共同キッチンです。
学生寮は、勉強するのに必要な最低限の個室と、
食堂がありこのような形でのコンバージョンには最適ですね。

こちらはおまけの写真。
寮時代にあったフロアタイルを剥がしたら出てきたという猫の足跡。
こういう建物の歴史というか、時間の経過を面白い形でデザインや設計に
生かしている例がコンバージョンでは多いようです。
それにしてもこの猫、そこらじゅうを歩き回っていましたよ(Oh)
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