先日、生コンプラント工場の見学に行ってきました。
私たちは、毎回現場でコンクリートが打設される度、受け入れに立会いますが、
その前の段階である、製造工程を見る機会がほとんどありません。
そのため、今回春日井市のある生コンプラント工場を見学させてもらいました。

こちらはコンクリートの材料の
山砂や山砂利を一時保管する場所。
実はこの場所、6階なんです。
受入検査された材料は、
垂直のベルトコンベアーで運ばれ種類別に保管されます。

その下の階にある、練り混ぜを行う部分。
計量された、各材料と減水材などの科学製品がここで混ぜられます。

減水材が、各メーカーごと種類ごとに保管されています。
そして、練り混ぜられたコンクリートは、専用のトラックに積み込まれ、運搬されます。
写真にはありませんが、練り混ぜの工程から運搬までは、各所にカメラが設置されていて、
その工程全体を事務室のモニターでチェックし、事務室からの遠隔操作で管理されていました。
次に、強度試験場

現場に搬入されたときに採取した、テストピースを標準養生している場所です。
コンクリート搬入時の様子は、こちらも見てください。
コンクリート打設(プレザント)
こちらが、テストピースを破壊する機械。
この機械で、荷重をかけ、ミシッと亀裂が入ります。
日頃、直接に係わりの少ない生コンの製造工程を実際に体感し、
工場内の管理の様子や出荷時の様子を見て、改めて、コンクリートは”生もの”だと感じました。
さて、今年もあとわずかとなりました。
少し早いですが、皆様、よい年をお迎えください。(所員一同)
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